【感想】『ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート』 (2020年8月11日ソワレ)

感想
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まだまだ日常が落ち着かないなかですが、できうる限りの対策をし、劇場に行ってきました。

感想をアップしていない観劇もたくさんあるのですが、久しぶりに感想をば。

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概要

作品名:『ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート』

劇場:東京芸術劇場 コンサートホール (東京都豊島区)

出演者:井上芳雄、堂本光一、島田歌穂、岸祐二、大澄賢也、音月桂、上白石萌音 他

演出:ジョン・ケアード

上演時間:約2時間10分 (休憩なし。規制退場あり)

上演期間:8月10日(月・祝)~13日(木)@東京芸術劇場、18日(火)~22日(土)@東京オペラシティ

 

感染症対策

現在いわゆるコロナ禍真っ最中ということで、劇場では感染予防対策が取られておりました。

 

まず、入場口ではサーモグラフィーによる体温チェック

これは1台のカメラが設置されており、観客が立ち止まる必要はないものでした。

 

続いてもぎり口では、紙チケットと電子チケットで入り口が分かれていました。

私は東宝ナビザーブ&チケットぴあ経由での予約だったので電子チケットを持っていたのですが、紙チケットの方は自分でもぎるように案内されていました。

 

手指消毒コーナーはもぎり後。

セルフで消毒するように呼び掛けておりましたが、これはスルーされてしまう危険性もある配置だったかな、と。

1本だけノンアルコールの消毒液が置いてあったことには、配慮と苦労を感じました。

 

バーラウンジは全て営業中止

そのエリアに入ることすらできませんでした。

 

物販もなし

プログラムは通販での購入のみ。

税込2,500円で、購入は一人2冊まで。販売は9月18日(金)18時までですのでご注意を。

こちらで購入できます。

プログラム「ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート」

 

全体的に、コンサートホールゆえかロビーが広く、密になる空間はなかったように思います。

ロビーの椅子が間引いてあるのかまでは分からなかったのですが、一般的な劇場と比べると広さも座るスペースも十分にあり、感染症予防対策において、来場客がストレスに感じる要素は全くありませんでした。

車椅子も何台かスタンバイされてました。

 

なお、東宝の公式HPでは、感染者発生時の対応のため、来場者情報を登録するように呼び掛けられています。

が、実際の劇場内では特に呼びかけはなく。これでいいのでしょうか…。

 

というか、今回のコンサートは完全に購入者の来場以外認められていません。ジャニーズっぽーい。

実際に身分証明書の提示は求められませんでしたが、ちょっとした体調不良でも警戒されるようなこのご時世に、知人友人レベルにもチケットを譲れないのはいかがなものかと。

 

上演時間・退場時間

東宝の公式HPには、上演時間は約2時間10分とあります。

定時開演、追加カーテンコールはなしだったため、時間はほぼほぼこの通りでした。

終演後は規制退場が行われ、1階前方席より退出の案内をされます。

私は2番目に退場する位置で、劇場を出るタイミングで時間を確認したところ、20時50分でした (18時30分開演) 。

 

感想

※以下ネタバレあり※

ネタバレありとはしているものの、観ている最中はいろいろ考えるのに終演後に全部抜け落ちてしまうタイプです。

というわけで内容は薄いのですが…。

 

優しい内容

全体的に、思いのほか優しい作りでした。

コンサート形式だと本編を観ていない人には物語が見えづらい予感がしたのですが、そんなことは全くなし。

堂本光一さんもおっしゃっていましたが、台詞の量がとにかく多い!

普段なら観客が読み取らなくてはいけない各登場人物の心情も、言葉で説明してくれました。

本当に丁寧すぎると思ってしまうくらい。

もともとの構造も、”最初の曲で観客を物語の中に連れ込み、最後の曲で現実へ帰す”ように作られているため (「夏の夜の夢」のパックみたい!) 、違和感なくすんなりと鑑賞できたように思います。

1曲目を聴いた瞬間は、芳雄さんと光一さんの声が特徴的ゆえ「モニターに歌詞を映して…」と思ってしまいましたが、権利の問題があったり、翻訳者としては避けてほしい行為だったりするのかもしれません。

 

2018年の初演はセットや衣裳、ダンスといった視覚的要素が印象深かったのですが、それは後方上部の大型モニターに投影される映像や写真で補っていました。

こちらのモニター、実際にその場で歌唱する出演者たちも映し出されるのですが、画質が良く画面も大きかったため、お肌の調子まで分かってしまうくらいの代物(笑)

そういえばメインキャストは全員初演と同じメンバーですが、アンサンブルは減ってますね。寺元健一郎さんは劇団四季に入団されましたもんね。

 

ステージ上での俳優

ステージ上では、オーケストラの前にメイン6名、後ろにアンサンブルの方が配置されており、自身が歌わないときは座っていました。

ハケは、一人二役の大澄さんがお着替えに行くのみ。

演出のジョン・ケアードは本来本編でも俳優たちをずっと舞台上に残しておきたかったようで、それが今回のコンサートで叶ったようです。

なんとなく劇団四季の『ノートルダムの鐘』に通ずるものがある気がするんだけど、誰か共感してくれるかな…。

 

パフォーマーたちが常に舞台上にいるがため、他の人の歌唱中に素で笑っていたり、キャラのまま反応したり、歌っていない人たちを観察するのも楽しかったです。

 

途中休憩なし、簡単なトークあり

コンサートでは途中休憩なしですが、本編で1幕が終わるタイミングで簡単なフリートークが入りました。

オーケストラの方にはその間に捌けている人もいたので、パフォーマーのための休憩を設けていたようです。

この休憩って、おそらく現在の舞台芸術界が頭を抱える問題のひとつなのだと思います。

換気は必要なものの (もちろん上演中も常時換気されるように設計されています) 、休憩を入れると結局ロビーが密状態になり、連れがいる人はおしゃべりをしてしまう。上演時間も伸びるため、人が劇場内にたくさんいる時間が長くなる。

『ジャージー・ボーイズ』のように本編上演をコンサートに切り替えるのも、この上演時間問題があるのだと思います。

あとは稽古も短くなりセットも不要、海外クリエイターがいる作品の場合はオンライン稽古や打ち合わせでも負担は少なめなのかな、と…。

といっても『ナイツ・テイル in シンフォニックコンサート』のフリートークタイムは、体感では5分もなく、すぐに2幕分が再開されました。

 

新曲あり

新曲ありと事前に告知されていたため、再演のフラグを立てられているのかとも思いましたが、この新曲はカーテンコール用という印象です。

途中でどれが新曲なのか戸惑っていたら最後にやってくるという。

再演フラグというより、むしろ物語を完全に終わらせるような歌詞に感じました。なんとなく再演しなさそうな…。

コロナ禍ということで、何か芸術に対するメッセージでも盛り込まれるのかなとも思いましたが、そんなことはなく (物語中にはありましたが) 。

なお、こちらの曲のみモニターに歌詞が表示されます。

 

 

おまけ*東京芸術劇場でおすすめのフルーツサンド

東京芸術劇場の建物内に、新しくフルーツサンドのお店ができていました。

「Cafe de MOMO」さん。

 

私は夕方に来店しましたが、既に売り切れている商品もありました。

とりいそぎ、かろうじて残っていたキウイサンドをゲット!

2種類のキウイの身が半分ずつ入っていて大満足。

 

私はその場でぺろっと食べてしまいましたが、持ち運び時間に応じて保冷剤をつけてくださるようです。

営業時間は11時~19時のため、夜公演終演後には閉まっています。

また、支払いは現金のみのためこちらもご注意ください。私は1万円札しかなく、申し訳なかったです…。

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