先日公開したこの記事が、現在当ブログ内で閲覧数トップに躍り出ています。
寄り道気分で書いたのになんだか複雑。笑
みんなそんなに私の病気に興味ありますか…。物語性があるから?Sleep No Moreのほうが楽しいよ…。
でも需要がある話題ということが分かったので、当たり障りがない程度に入院中の日々についても書いていきます。
かつての私のような人の役に立てますように!
まず今回は初日。入院した日。
手術に至るまでの話
入院中の話① 初日 ←ココ
まず入院
術前外来時、朝10時までに来てください。
と言われていました。
え、早い!!
びっくりしつつ、きちんと起きて、母に付き添ってもらい朝から病院へ。
もうちょっとゆっくりして午後から入院かと思ってました。
というか、お休みの日でも入院させてくれる病院なんですね。
全身麻酔経験者の父からは「寝てれば大丈夫だから!局所麻酔より楽!」という言葉と共に送り出されました。
普段は冷静で無口な兄も私の手術に動揺したらしいですが、私がお家出る時間もまだ寝てた…。
気持ちを上げていくために、愛しのグローブ・トロッターを連れて行きました。まさか2回目の旅先が病院だとは。
行きの電車の中で「毒入りチョコレート事件」という小説を読みきってしまいました。病院で読むには物騒なタイトル。
こちらの小説については以下の記事でご紹介しています。
さて、病院の受付に到着したら、まずはオペ室の看護師さんから手術の流れの説明。
朝は看護師が迎えに行きます、手術台に寝たら腕を固定します、抵抗しても麻酔は効きます、手術室内では誰が誰だかわからないだろうから言いたいことあったから目の前の人に言ってください、コンタクトは外してメガネで、メガネケースも持ってきてくださいなど。
病棟へ
その後しばらくしたら病棟の看護師さんがいらっしゃり病室へ。
産婦人科病棟なので、新生児の泣き声が聞こえてきます。令和ベイビー。
まずは身長と体重測定。直前に海外旅行していたせいか、体重が…。
ちょっとショックを受けつつ、案内されたのは4人部屋の窓側。お向かいと斜め向かいは埋まっていて、お隣は空きでした。
個室の選択肢もあったけど、差額がNYのホテル並みのお値段だったので断念。
左手首に名前と生年月日、血液型とバーコード、患者番号の書かれたタグを付けられました。
患者番号という名の囚人番号ですね。
お部屋の使い方を教えてもらって、しばらくごろごろしつつ読書。今回の入院のキーアイテムになっちゃうこの本。
退屈している間に母がテレビカード買ってきてくれたけど、結局一度もテレビは観ませんでした。払い戻しできるカードで良かった。
のんびりしてたらお昼ごはんが出てきました。量が多くて、普段食べる食事の1.5倍はあったかも。
ここで母にはばいばい。
よくわからない液体
15時頃にパジャマに着替えることを思いつきお着替え。新品持参してたぜふはははは!
その着替えの最中に看護師さんがやってきて、1時間かけて液体状の下剤を飲むように指示されました。
カーテン開けたらがっつりお着替え中だったのに動じないのはさすがです笑
下剤は500mlくらいはあったかな。
プロテインのシェーカーみたいなのに入っていて酸っぱかったです。飲みにくくはないけど美味しくはない。
40分くらいしたところで看護師さんが「飲んだ?効果あった?」と。
慌てて飲み切りました。
あんまり効かなかったような。
しかもそのあときちんと夕食出てきました。
21時までは飲食可だそうで。
夕方にはシャワーへ。この日から約1か月、湯舟に浸かれないことをこのときは知る由もなかった…。
主治医登場
夕食が終わる頃に爽やか好青年の主治医登場。書類ではお名前を拝見していたのですが、お会いするのは初めて。
なぜ美女が主治医でないのか不満に思ってたけど、この医師若い!若い!あんまり年齢変わらなさそう!
と思っていたら。

「明日朝いちの手術ですね、がんばりましょう!
僕今日当直なので、何かあったらいつでも呼んでください!」
え、当直明けに私のオペですか先生。眠れない可能性あるんですか。
一瞬不安になったけど、腹腔鏡手術が出来るってことはきちんとした技術があるってことだよねと納得。
あと今回の手術をあまり大ごとだと思っていなかったため、頑張らなきゃいけないのかな…と思ったのも本音。笑
夜は斜め向かいの方のいびきが気になったけど、緊張感もなく安眠。
続く…
