プロフィールにも記載している通り、私の普段の旅の目的はたいてい観劇です。
観るのはミュージカルであることが多いですが、先日はチェコのプラハでマリオネット (操り人形) の人形劇を観てきました。
今回はこちらのレポをお届けします。
上演場所
プラハには国立マリオネット劇場があり、1991年の設立以来ほぼ毎日マリオネット劇を上演しています。
劇場はプラハの観光の中心地に位置しており、市立図書館のすぐ近くです。
住所:Žatecká 98/1, 110 00 Josefov, チェコ
営業時間:10~20時
入口はとっても小さいので通り過ぎてしまわないようにご注意を。
上演演目
目玉の演目は『ドン・ジョヴァンニ』です。
入口上部には『ドン・ジョヴァンニ』の累計上演回数が掲げられており、2019年5月現在で6,500回を超えています。
本作は2010年の上海万博でも上演されました。
その他、おなじくモーツァルトが作曲した『魔笛』も毎週木曜日のみ上演されています。
私は『魔笛』のほうがストーリーが好きだったので、あえてこちらを観劇しました。
上演時間
『ドン・ジョバンニ』は約1時間45分 (休憩10分含む) 、『魔笛』は約55分 (休憩なし) です。
チケットの購入方法
公式サイトから購入できます。
客席は自由席ですので、チケットのみ購入すれば大丈夫です。
チケット代は、2019年5月現在、『ドン・ジョヴァンニ』が大人590コルナで学生490コルナ、『魔笛』が大人490コルナで学生390コルナです (レートは、5月26日現在で1円=4.74コルナです) 。
また、公演のほか、劇場の裏側を見学できるバックステージ・ツアーやマリオネット製作体験もできます。
当日は、劇場入口の階段を下りたところの受付で名前を伝えればおっけーです。
紙チケットは存在せず、そのまま中に入れます。
なお、たいていは当日券も出ているようです。
どうしてもでなければ事前購入は不要と案内しているガイドブックもあるようですが、私は当日の手間を減らすために事前にネットで購入しました。
当日券を購入する方は、午前中に劇場窓口で予約をし、観光をして戻ってくるのが良いと思います。
劇場の内部
受付すぐ左手のホワイエに簡単なクロークと飲食売店があります。マリオネットも購入できるようです。
客席内は撮影禁止です。
なお、各国語の案内チラシもありましたが、日本語は在庫切れなのか置いてありませんでした。
受付のおじさんによると、東アジアからの客は韓国人が一番多いようで、韓国語の案内を充実させているとのことでした。
劇の内容
ネタバレは避けるとして、内容はオペラ版を短縮したものと捉えておけばおーけーです。
音楽も耳馴染みがあるものです。
予想外だったのは、意外と操っている人間そのものを活用していること。
たった6人で全ての作業を行っているようですが、想像以上の迫力がありました。
ぜひプラハ旅行の際はこのマリオネットの文化を堪能してみてください!